前立腺ガン治療。女性ホルモン注射⇒1ヶ月経過。
前立腺ガン治療。女性ホルモン注射⇒1ヶ月経過。
リュープリン効果!PSA数値15⇒7へ急降下
初の前立腺がん治療でリュープリン注射をして1ヶ月経ちました。
湘南鎌倉総合病院で血液検査を受け、2時間後に数値を聞くと
PSA値15が7まで下がっていました。
3年前、PSA値が8だと言われてから丸3年間、
4ヶ月毎に血液検査を受けてきましたが「PSA値:7は今までで最下値」
これは天皇陛下も打ち続けている注射と聞いていたのと
1回目でもあり、少しずつ下がるものだと思っていたのですが、
PSA値が一気に半分以下に下がっていて驚きました。
先生曰く、「順調のようです。続けましょう」。
今日は3ヶ月分の注射へ!
「別段、副作用も出てないようだから今回は3回分注射をしましょう」。
3回分打てば3ヶ月間、病院へ来なくていい。
高価格の注射だが3ヶ月分を1度に打てば割安である。
そう言われ、3ヶ月分打つことになりました。
「他に体調面など、この1ヶ月で気の付いた変化は?」
先生の問いに、「オッパイは大きくなってこない」
「体重はちょっと増えたかな?」
「オシッコの切れが少し悪くなった」
「そういえば先生、勃たなくなった・・・」
ガンの数値が下がるのと、それとどちらがいいですか?
数値は下がった方がいいが、あっちは上げってもいいかな?
そんな事を考えていると・・・
「3ヶ月分の注射をして、様子を見ましょう」そう言って
9月の予約を決めてくださいました。
3階から2階の注射を打つ部屋へ移り
きれいな看護師に注射を打っていただきました。
「リュープリンは2回目ですね、今日は右腕に」
3ヶ月分って量も多いの?
「3ヶ月分ですからね・・・」
でも、見るとそんなに大きい注射器ではなかったです。
「お高い注射なんですよ」
いくらくらい?
「10万円です」
へ〜
「注射ではないですが100万円もする薬もありますよ」
へ〜
「そんな薬を続けてる方もおられます」
へ〜・・・。
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PSA値は「ゼロ」になるのだろうか
リュープリン注射は前立腺がんを抑える薬。
アンドロゲンという男性ホルモンを抑え
がん細胞の増殖を抑える薬なので
現在は定期的に投与し続けるのみと先生は言っていますが
まだ、1ヶ月しか経っていないので、なんとも言えないようです。
PSA値「ゼロ」になれば良いのかも知れませんが
数値「4」以上になると注意する、が定説です。
3ヶ月後、どのような数値になるのか
女性ホルモンが体調にどんな変化を生むのか分かりません。
9月末が楽しみでもあり、・・・不安でもあります。
本日の診察代は:8,230円なり。
※でも、1割負担なので助かっています。
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a:5848 t:1 y:3
コメント
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ありがとうございます。
はじめまして。
私は昨年、39のときに直腸がんが判明し、手術をしました。ストーマの必要はなかったのですが、今でもときどき再発が不安になったり、ストーマのことを考えたりします。(基本的には明るく過ごしているのですが、体調不良や便秘が続いたときは、もしや…と不安な気持ちが脳裏をかすめます。)
ちなみに抗がん剤治療を勧められ、一度だけ試したのですが、副作用があまりにひどく、治療を続けたら確実に死期が迫る…と感じたので、自分でいろいろ、海外の文献も含め調べていたので、本能に従って抗がん剤治療はやめました。正しい選択だったと思います。
…完全無穴さんのブログを読んでいて、自分が手術したときのことを思い出しました。私は、手術室に入るとき、両親に見守られながら、思わず号泣してしまったのですが…。でも不思議なもので、完全無穴さんの詳細な記録を読むまでは細かいことは忘れていました。のど元過ぎれば…というやつですよね。せっかく助けていただいた命なのだから、あのときの気持ちを忘れずに、日々を大切に、周りにいてくれる人たちに感謝して生きなければ、と改めて思います。
長くなってしまいましたが、完全無穴さんは現在、前立腺がんの治療中とのことですが、どうぞがんばってください。がんの治療には、本人の前向きな気持ちが大切だと、私の手術をしてくださった先生が言っていました。
私はできるだけ毎日、生き抜いてくれた自分の身体に、内臓に、
ありがとう。本当にありがとう。
と声をかけています。
不思議なものですが、寝る前にそう言ってあげると翌朝、体調がいいように感じます。
がんは生活習慣病というのは本当だと思います。私は、長年健康志向でしたが、自分の体質を無視した一般的な健康法を試していたのだな、と病気になって考えさせられました。自分の身体との対話はとても大切だと感じています。
また、寄らせていただきますね。
どうぞお元気で。
私もがんばります!
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Re: ありがとうございます。
>>1
2015年10月は1年3ヶ月前ですが、コメント欄をいま見ました。管理人なのに申し訳ございません。ご心配いただいた前立腺がんはリュープリンという女性ホルモンを定期的に注射することでPSA数値(前立腺がんの判定に使われる血液検査での数値)も限りなくゼロに近くなっており安心しています。人工肛門もこの2月でちょうど5年です。こちらは異常なしのようです。momomoさんは人工肛門にならなくて幸いだったと思います。お若いから今後とも定期的なチエックはお続けください。早期発見に勝る治療はありません。>>寝る前に「私はできるだけ毎日、生き抜いてくれた自分の身体に、内臓に、ありがとう。本当にありがとう。」<<この言葉、きっと自身の身体も、それに応えてくれていると思います。先日11 歳の少年哲学者?とネットで呼ばれている中島芭旺( ばお) 君の「見てる、知ってる、考えてる」という本を読んだら、「自分の手や足、心臓や脳へ対し休まず働いてくれてありがとう」と言ってる。と書いていました。日々、人や家族や社会へ対して「ありがとう」とは中々言えるものではありません。感謝の気持ちで生きることは素晴らしい事だと思います。元気でお過ごしください。ありがとうございました。