完全無穴になった。直腸ガンによるストーマ手術(人工肛門)は想定外。人生初の入院生活と人工肛門(ストーマ)となって退院するまでのてんまつ記。

822号室



3週間入院した、8階の22号室は
富士山の見える快適な四人部屋。

三週間も入院した湘南鎌倉総合病院822号室。晴れた日は富士山が見える素敵なお部屋でした。

目の前に小さな山のような、丘があり真ん中に竹林がありました。

晴れた日はこの小さな丘の左側に富士山が見えます。



この丘の竹林の色は毎日びみょうに変化します。

入院した2月の始め頃は枯葉色だった葉っぱが2月末の退院する頃には若草色に変わっていきました。

自然の太陽や風の影響を受けて、毎日すこしずつ変わっていく色やかたちを見るのが楽しみでした。

この丘をじっと眺めていると、ひたすらボクの帰りを待ちながら、

ふてくされている愛犬の老犬、ボス君にも見えてきたりして・・・・

竹林スケッチ
            この景色は忘れてはいけないと思い、ベッドでスケッチしました(2012年2月23日)

病院では、朝6時起床です。

朝寝坊のボクには毎朝6時起き生活は生まれて初めての経験でした。

朝の7時頃、第1回目の担当医師チームによる回診が始まります。

三週間の入院中、毎日毎朝、M医師チームが「おはよう、どうですか?」と声をかけながら回ってこられます。

ほんとに毎日、毎朝です。午後も必ずチームの先生の誰かが訪れてくれます。

夜になると、またM先生・E先生・S先生・T先生が「きょうはどうでしたか?大丈夫ですか?、では、お休みなさい」と安心確認の回診。

ボクの見る限り、先生たちはほとんど、お家に帰っていないように見受けられました。

そして、夜九時になると消灯。

みんな安心してゆっくり寝むることが出来ます。

でも安心して寝ることが出来るのは、それだけではありません。

消灯時間が過ぎても24時間体制で見守る看護師さんたちの見守りがあるからです。

昼の部と夜の部にシフトされた看護師さんたち。

今時どこの病院もそうなのかどうか、初入院・初手術のボクには、他所のことは分かりませんが

患者のデータをしっかり把握し、24時間体制で見守っていただいているのは何よりの安心です。

先生、看護師の皆さま、ありがとうございました。



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