完全無穴になった。直腸ガンによるストーマ手術(人工肛門)は想定外。人生初の入院生活と人工肛門(ストーマ)となって退院するまでのてんまつ記。

人工肛門になって、2年目の外科外来検査。

人工肛門になって、2年目の外科外来検査。

人工肛門になって2年が経過。



予約してあった湘南鎌倉総合病院⇒直腸がんへ行く。
人工肛門手術でストーマになってから、あっという間に丸2年が経った。
半年ごとに検査を受けてきたから外科外来は今回で4回目だ。


エコー検査




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きょうは最初に腹部エコーを行い
内臓の状態を調べるらしい。
検査の後、外科外来で結果を聞く事になっている。


午後1時にエコー検査室へ行く。
腹部エコーは技師がぬるぬるした小さなアイロンのような器具で
お腹の上を動かし回って、内部の状況を画像にして調べる方法だ。
ベッドでお腹を上にして大きく息を吸ったり吐いたり、20分位で検査終了。


この検査の時はお腹から胸近くまで露出する必要があるので
パウチ設置の身としてはいつも緊張する。
若い女性の技師が行う場合が多いため尚更だ。
万一パウチが汚れていたり、ぬるぬるした器具でお腹を強く押さえたりした時
パウチに漏れて来たりしないかと心配だ。


来院時にパウチ交換はしてくるのだが・・・
幸い今回を含めて4回とも検査時に排出も漏れもなく
きれいなままで検査を受ける事が出来たのは幸いだった。
障害を持つ人しか分からない微妙な悩みではあるが
緊張したりお腹を押さえたりすると漏れ出すことがある。


無事、腹部エコーが終わり1時間ほどで外科外来から呼ばれた。
「あっという間に2年経ちましたね〜」と 渡部 和巨先生も言った。
「いかがですか」
「はい、おかげさまで・・・」

「エコーの結果ですが、異常ありません」
「そうですか、よかった・・・」

「実は先生、ちょっと質問ですがいいですか?」
「なんでしょうか」

「昨年の暮れに健康診断をした時、
“両上肺野胸膜肥厚癒着・両下肺野肺線維症の疑い”とあって
6ヶ月後に再検査とあるのですが、どうすればいいでしょうか」
「以前、先生が術後は肝臓・肺がんの注意が必要と云ってたので・・・」


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「ではCT撮って調べましょうか」と先生。
「時間があるなら、このあとすぐ撮れますが、どうですか」
「あります。お願いします」

「では手配しましょう。結果説明は3月6日」
「その時に今後の外来予定などを相談しましょう」


その後、渡辺先生と体調の変化・パウチのことなど雑談。
CT室へ行き、大きく息を吸って止めてを繰り返して撮影が終わった。
気にはなっていたのだが“両上肺野胸膜肥厚癒着・両下肺野肺線維症”は
次回に結果が分かるということで、先ずは一安心。
とはいえ、結果は3月6日まで不明だが。
1時に来て3時に病院を出たのだが本日は比較的スムーズだった。
 ※CTとは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)のこと。エックス線を照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理し身体の内部を画像化する検査。エックス線は、肺のように空気のたくさんあるところは通過しやすく、骨は通過しにくいという性質を有しているため、身体の組織や臓器によってエックス線の通過しやすさ(透過性)が異なる。この差を利用して画像を作りだすことができる。CT検査によって病変が描出されるのは、エックス線の透過性が病変と正常部位とで異なるかららしい。

本日の診察代:2,140円。



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