完全無穴になった。直腸ガンによるストーマ手術(人工肛門)は想定外。人生初の入院生活と人工肛門(ストーマ)となって退院するまでのてんまつ記。

献血でお役に立ちたい、と思ったら・・・。

献血でお役に立ちたい、と思ったら・・・。

輸血を受けたら、もう献血はできない!。

先日、湘南鎌倉総合病院で診察を終えた後

一階で会計を済ませて正面玄関を出ると

献血受付中のバスが止まっていた。

「輸血用の血液が足りないから献血をお願いしま〜す」

そこで、「献血をしたいんですが・・・」と受付へ

すると、「では、こちらをお読み下さい」と言われた。

献血するための条件が表示されている。

ひとり、400ml お願いします。と紙に書いてある。

ただし

●輸血を受けた事がある方。

●現在通院治療中の方。

●年齢の範囲以外の方。
 ※男性は17歳から69歳まで。
 ※女性は18歳から69歳まで。
 (200mlの場合、男女ともに16歳から)

●その他・・・

こちらの項目に該当する方は献血は出来ません。

「・・・・・・・・」

「残念!」



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「いくつか該当するわ」というより全部、該当する。

そういえば、一年ちょっと前の手術の時

手術を受ける前は輸血の必要はないと聞いていたのだが

手術が長引いて輸血が必要になったらしく

輸血もした、と術後に聞いた。

何ccだったかは憶えていない。

輸血の事は忘れていたが、献血はできると思っていた

まだまだ血の気の多い72歳。

自分の血が役に立たないなんて思ってもいなかったが

輸血には副作用や感染症の危険性があるらしいからという理由と

輸血歴のある人は一切、献血、臓器提供、骨髄バンクの登録も出来ないという。

こう言う情報もネットで調べて、はじめて解った。

献血も献身も出来ない「カラダ」という事である。

言われてみれば、確かにそうだ。残念だが、諦めるしかない。

でもちょっと変だと思ったのは輸血を受けたらもう献血できない?

ということは受けた血液に問題がある?

問題のある血液を輸血してもらったわけではないはずなのに・・・

医学の専門的なことは素人にはわかりません。???

血のにじむような努力を続けてるわけではないですが

できればハンデをメリットに変える考え方や情報を伝えていきたい・・・

献血は無理としてもパウチのことや人工肛門の事なら

障害者として何か少しくらいは貢献出来る道もきっとあるはずだ。



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