完全無穴になった。直腸ガンによるストーマ手術(人工肛門)は想定外。人生初の入院生活と人工肛門(ストーマ)となって退院するまでのてんまつ記。

前立腺 MRI 画像 診断結果

前立腺 MRI 画像 診断結果

人工肛門・ストーマでも何回か予約外来で通ったのだが
外科外来はどんなに待っても30分から1時間ぐらいだった。

今回は朝10時半に受付を終わらせたが、約2時間待ち。
前回の泌尿器科診察もそうだったが、泌尿器科はとにかく混んでいる。
11時の予約だったが診察が始まったのは12時半。
担当の先生も大変ではあるが、患者も大変である。

泌尿器科

やっと順番が来て、番号と名前を呼ばれ診察室に入ると先生のPCにはMRI画像が開いていた。
胡桃大とか栗大と言われる前立腺の断層写真だ。

「先生、この白っぽい所ががんですか」

「はい、がんの疑いはあります」
「これくらいな画像の人の場合、セイケンすると10人に1人くらいはがんです」
「しかしMRIですべてが分かるわけでもないのです」と先生はおっしゃった。

「ボクの場合セイケンは出来ないと言ってましたが」

「はい」
「組織を取って調べないと本当にがんかどうかは分かりません」
「・・・」
「PSA値が高い人のMRI画像には前立腺肥大とがんの状態が映し出されます」
「前立腺肥大は大きくなってるわけですから画像ですぐ確認できます」
「がんの場合、高齢者でPSA値が高い人には、多かれ少なかれこういう白い陰が写ってることがあります」

「ただ、この陰がいつからあったのか、過去のデータがないから判断が難しいのです」
「前回もお話ししましたがストーマの場合、セイケンが難しいので別の方法を考えます」

「別の方法?」



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「高齢者の場合、がんの進行は遅いので3〜4ヶ月後に再度血液検査を行いPSA値を計ります」
「その数値を見て、判断しましょう。今回と同程度の数値ならまず問題ないでしょう」
「仮に上がった場合は程度を見て処方を考えますから、現時点では心配要りません」

「先生、前立腺は直腸ガンに接してますがストーマ手術時に転移した可能性は?」
気になっていた、この問いに対しては
「まったくその関連性は認められません」との答え。

「次回はストマの一年検診である来年2月に血液検査をしてPSA値を調べましょう」
「その時、数値が同程度なら、また1年後に検査ということでいいと思います」

「いずれにしても前立腺がんだったとしても、このがんの進行は遅いので余命との関連性も考えて対処すればいいと思います」
「肥大だと排尿との問題があるため、すぐにでも処方ですが、肥大の心配はありません」

総括するとこう言うことではないだろうか。
この歳になると、あらゆる器官が耐用年数を超えている。
あっちもこっちも、だましだまし使う事が肝要ということ。

前立腺の件は、はっきりした事はわからない。来年の2月20日の検査で少し解明される。
そんなことのようだ。
先ずは日常生活は従来通り、何も気を付けることはないらしい。
一応、安全宣言をいただいた、ということだろうか。

診断面接は約15分。
本日の診察代はなんと:70円なり。



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